相続税をかからないようにする?そこまではいらない?その検討方法と試算アプリ

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相続対策と不動産投資のコラム

2022/05/28 相続税をかからないようにする?そこまではいらない?その検討方法と試算アプリ

 

「予定通り、相続税は5,000万円だったよ。税理士さんにも褒められちゃった」

 

10年以上お付き合いさせていただいているオーナーさんです。

 

昨年発生したお父様の相続税の申告が完了したとのこと。

 

とりあえず、これで一安心です。

 

現状把握

最初にお会いした時の相続税試算では、総資産5億円で、相続税は19,000万円。(配偶者無し。子一人です)

 

それでも、5億円が全て現金であれば、相続税は問題無く支払えます。

 

そうであれば、相続税を圧縮するかどうか、は相続人の方の好みに過ぎない、と言ってもいいかも知れません。

 

こちらで計算できます↓ご自身のデータを入力してみてください。

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でも、Y様の場合、財産の8割は公営団地に貸している土地の底地です。

 

底地というのは、市場価格が安い割に、相続税評価は高く評価されます。

 

相続資産のうち、現金は1億円ほど。

 

19,000万円の相続税を支払うためには9,000万円の現金を作らなければなりません。

 

底地を丸ごと売却すると1億円くらいでしょうか。

 

譲渡税を支払うと、手残りの現金は8,000万円ほど。

 

合計18,000万円となり、ようやく相続税を支払えるかどうか、という状態です。(本当は足りてない、、)

 

このままではご先祖から引き継いできた財産はY様の代で無くなってしまいます。

 

すぐに相続対策に取り掛からないといけない、という状態でした。

 

相続税額と相続税評価額との関係

 

では、Yさんが1億円の現金で支払えるように相続税を圧縮するためには、相続税評価をいくら下げれば良いのでしょうか?

 

この点、相続税評価を1億円下げたとしても、相続税がいくら下がるかは、資産・相続人の数・配偶者の有無によって大きく異なります。(これは別の機会に)

 

 

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このグラフは、Yさんの相続税評価額の変化と相続税額の変化との関係を表したものです。

 

これを見ると、相続税評価額を32,000万円くらいまで下げられると、相続税額を1億円まで下げられることが分かります。

 

もちろん、資産の分け方などにより相続税の額は変化しますが、目安として把握しておくことは必要です。

 

現金だけで相続税対策を行った場合

1億円の現金だけを使って相続税対策を行うと、大体相続税評価を5,000万円ほど圧縮できます。(この話は別の機会に)

 

Yさんの場合、相続税は3,000万円圧縮することができ、16,500万円になります。

 

でも、現金1億円は無くなっています。

 

納税資金16,500万円の現金を作らなければなりません。

 

相続税は減らすことができても、納税資金の準備という点では、当初よりも後退していることになります。

 

結局、相続対策で買った物件を売却しなければ納税できないことになります。

 

借入を使うことで、納税資金を温存することができ、相続税圧縮効果にレバレッジをかけることができます。

 

借金に相続税圧縮効果はあるの?

借金自体に相続税圧縮効果はありません。

 

1億円借金した瞬間は、1億円の現金と1億円の負債を負っている状態なので、プラスマイナスゼロです。

 

借金したお金を不動産に替えて初めて相続税評価を圧縮することができます。

 

借金は怖い?

でも、Y様のお父様は借金が大嫌い!

 

「借金は絶対しない!」

 

と心に決めていらっしゃいました。

 

そのような方は多いと思います。

 

でも、借金は悪いものなのでしょうか?

 

確かに、借金して散財するのは論外として、住宅ローン、車のローンなどをしても、収益力が上がる訳ではありません。

 

限られた収入からローン返済をしなければならないので、無理な借金は身を滅ぼしてしまいます。

 

でも、収益物件を購入するための借金は、その返済に見合うだけの収入も同時に獲得できます。

 

更に、相続対策で購入される場合には、数千万円単位の相続税の圧縮効果を得ることができます。

 

借金をしても、その返済以上の収入・圧縮効果があるのであれば、借金はとても有効な手段になります。

 

一口に借金といっても、良い借金と悪い借金とがあるのです。

 

もちろん、無理に借金をするべきではありません

そこをお父様にご納得いただければ話は進みます。

 

でも、ある程度価値観が固定している場合、「借金は悪!」という呪縛から解き放つのは、なかなか難しい、、

 

以前お話しした時には、まさにそのようなスタンスでした。

 

でも、それも分かりますし、尊重すべきだと思います。

 

「相続対策だから」、と無理に借金を負わせてしまうと、お父様に心理的ストレスをかけてしまいます。

 

寝ても覚めても「借金かえさなきゃ、、」なんて思って暮らす老後は辛いものがあります。

 

そもそも、財産はお父様のものなので、相続対策のためにお父様自身が不幸になってしまうのでは元も子もありません。

 

相続税対策を進められることに

そのことについては、Y様も納得されており、借金を含めた相続対策はしばらく封印していました。

 

ただ、そのお元気なお父様も時が経ち、体が弱っていくのにつれて、弱気になってきました。

 

そんなとき、お正月にお父様の弟さん、Y様にとっては叔父さんとお節料理を食べていると、

 

「兄貴、このままだと相続税払えなくなるんだろう。そうなると実際に苦労するのはYだ。全部Yに任せてみればどうだ」

 

その言葉で、財産についての当事者意識も切り替わり、自分の問題ではなく、息子の問題であることを悟られたのかも知れません。

 

その日を機に、全てYさんの思う通りにやっていいことになったそうです。

 

第三者的立場の弟さんがそう言ってくれたのが大きかったようです。

 

そうなったら優秀なビジネスマンであるYさん。

 

機を逃さずに、次々と相続対策物件を購入されていきました。

 

どちらかというと、ご紹介する物件の数よりも、マズイ物件の購入を止める数の方が多かったような気がします。

 

7年ほど時間をかけて、収益物件を4棟、約5億円分購入されました。

 

その結果、相続税評価は3億円分圧縮でき、相続税額は5,000万円で収まりました。

 

先祖代々の土地を維持しながら、収入も倍増することに成功されたのです。

 

相続税をゼロにしようとすると?

もちろん、もっと収益物件を買えば、相続税額をゼロにすることだってできます。

 

でも、相続税評価2億円・4860万円の相続税額の状態から、相続税をゼロにするためには、15,000万円以上評価を圧縮しなければなりません。

 

相続税評価額5億円の状態から15,000万円相続税評価を圧縮した場合には、相続税額を7,500万円圧縮できることと比べると、相続税額の圧縮効果は下がります。

 

資産が大きければ大きいほど、同じ物件を購入した場合の相続税圧縮効果は大きくなるのです。

 

相続税対策だからといって、良い物件で無ければ、買う必要は無いと思います。

 

次世代の相続

「今度は自分自身の相続対策を始めなきゃ」

 

Y様の資産規模は倍増しています。

 

このまま借金を完済すると、当初の19,000万円どころではない相続税が発生することになるのです。

 

時間をかけて、無理なく相続税を減らしていくことになりました。

 

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