遺言の検認をしてみたらビックリ!こんな遺言なら、なかった方が良かったというお話

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遺言の検認をしてみたらビックリ!こんな遺言なら、なかった方が良かったというお話

相続対策と不動産投資のコラム

2021/07/06 遺言の検認をしてみたらビックリ!こんな遺言なら、なかった方が良かったというお話

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「ようやく遺言書の検認が終わりました」

 

とO様。

 

「遺言」とだけ書かれた封筒をテーブル越しに受け取ります。

 

お父様は、どのような遺言を遺されていたのかな、、

 

折り畳まれた遺言を開いてみます。

 

内容は、財産を全て2人の子に渡し、奥様には何も遺さないという内容。

 

伺っていたお話からは、まぁ、想定内ではあります。

 

遺留分に相当する現金も用意していました。

 

想定外だったのは、文面がワープロで打たれていたこと。

 

自筆証書遺言は文面を自著しなければならないので、この遺言書は無効ということになります。

 

それでも、家庭裁判所の検認証明書が発行されています。

 

だからといって、この遺言が法的に有効になる訳ではありません。

 

裁判所が証明してくれるのは、この遺言が偽造・変造されたものではない、ということだけ。

 

ただ、ややこしいのは、法的に無効でも、お父様の意思を表しているものであることに変わりはないこと。

 

これまで、このような中途半端な被相続人の意思表示が、かえって争いを生むところを見てきました。

 

遺言で財産が増える相続人は、「父さんの意思は尊重すべき」

 

財産が減る相続人は「遺言は無効なんだから、法定相続割合で分けるべき」

 

両方とも正義なので、争いになると泥沼になります。

 

さて、今回は、、

 

「弟とも話したのですが、この遺言は無視して、法定相続分通りに分けようと思います。その方がいいですよね」

 

そう、遺言書は無効なのです。

 

どうせ、母子で争った場合でも、子が引いた場合でも、結局落ち着くところは同じ、法定相続分通りです。

 

もともとあまり仲の良くない親子。

 

お互いに奪いにいったら、断絶してしまったかも知れません。

 

このご兄弟は良い判断されるなぁ、

 

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