死ぬ間際の口授

株式会社 鎌倉鑑定

045-438-8991

〒247-0056  神奈川県鎌倉市大船2-19-35

営業時間/10:00~19:00 定休日/火曜・水曜

不動産の室内

死ぬ間際の口授

相続対策と不動産投資のコラム

2021/06/27 死ぬ間際の口授

2020/10/24のLINEから

 

最新の投稿はこちらからお届けしています。

https://lin.ee/njPVclD
Q.死亡危急者遺言の「口授」
死亡危急者遺言の要件として、証人の一人に対して「遺言の趣旨を口授」することが求められています。この「口授」は遺言者自らの声により直接証人に対して述べられていることが必要でしょうか?

 

A.必ずしも必要ではありません。
遺言者の希望する具体的な遺言内容が、適切な方法で遺言の直近の時期に遺言者から直接確認され、その確認された内容の文書が作成されている場合において、証人がその文書の内容を読み上げ、遺言者がこれを肯定する発言(「はい」と答えるなど)をしたときには、具体的な遺言の内容を自らの声で述べていなくても、例外的に口授要件を満たすと解されています(東京高判H30.7.18)

 

最新の投稿はこちらからお届けしています。

https://lin.ee/njPVclD

 

★世戸弁護士のコメントです
民法976条1項は,「 疾病その他の事由によって死亡の危急に迫った者が遺言をしようとするときは、証人三人以上の立会いをもって、その一人に遺言の趣旨を口授して、これをすることができる。この場合においては、その口授を受けた者が、これを筆記して、遺言者及び他の証人に読み聞かせ、又は閲覧させ、各証人がその筆記の正確なことを承認した後、これに署名し、印を押さなければならない。」と規定しています。この「口授(くじゅ)」の解釈については,上記東京高裁判例のほか,「証人の一人(医師)が,弁護士が遺言者の配偶者から聴取知った内容を基に作成した遺言書の草案を一項目ずつ読み上げたところ,遺言者はその都度うなずきながら「はい。」と返答し,最後に,これで遺言書を作ってよいかとの証人の質問に対し,「よくわかりました。宜しくお願いします。」と答えた場合,「口授」に当たるとする最高裁判例があります(最判平11.9/14判時1693号68頁)。

 

 

 

株式会社 鎌倉鑑定
電話番号:045-438-8991
住所 〒248-0007 神奈川県鎌倉市大船2-19-35
営業時間 10:00~19:00 定休日 火曜・水曜
メール    :kobayashi@kkantei.com

TOP